やってきました
私たち夫婦と、夫助の不倫相手夫婦、対面の日です。
作戦は練ってきたし
これだけは言ってやる!と決めたことも何度も心の中で復唱して練習したし
もしあっちの旦那に暴挙に出られてもどーにかできるだろう手札も持ってるし
家出先の魔子宅から夫助と合流し、指定先の個室のある居酒屋へ向かいました。
予約名を言うと、あちら側はすでに来ていたようで
『私がヨシと言うまでオマエは一言もしゃべんな息吸うな吐くな』
と最後に釘を刺し、乗り込みました。
着席
('-' ).........。
え、これ、私が切り出すの、そうなの、やっぱそうなの
飲み物とか注文しなくていいのかな( ˊᵕˋ ;)
乗り込んどいてお店のこと気になっちゃうあたり小心者
コホン
「ウチ、離婚することにしました、あんまり2人が愛し合っておられるようなので身を引こうと思います」
「でも、やっぱり私も納得いきませんし、子供もおりますし。さらにこのお腹ですし。」
「私が妻としても母としても役立たずだったとは全く思いません。だからそれ相当の慰謝料いただくつもりです、当の2人から。もちろんそちらからも、請求なさってください」
「私はもうこの人要りません。でもこの子から父親奪った2人を許せません。私は女である以前にあなたと違って母親なんで。お子さんかわいそうですね」
ここまで一気にまくしたてました。
そうなんです。この時私の腹はデカかった・・・
私の本当の手札でした。
夫助が、私が妊娠中なのを話していないと言っていたので、そーら驚けと。
離婚、慰謝料、父親、母親、子供
このワードとデカい腹で、3人にスピリチュアルアタックしたわけです。
しゃべんなと躾してある夫助が、私の袖をクイクイ引っ張ります。ウザし。
次に口を開いたのはあちらのご主人でした。
「本当に申し訳ありません・・・妻がとんだご迷惑をおかけしました・・・」
あれれ??
ご主人、私と同じ立場よね?そーくる?
そーいえばそーでした。
夫助とメス狐・・・コホコホ、彼女が仲良しになったのは、このご主人の浮気の相談からでした、LINEのやりとりぜーんぶ読破してますから、魔子が。
そーだった。
マトモは私だけだった。
「謝罪は慰謝料って形でお願いします。ついでに言うと、私側だけ破綻するのは許せなかったんで。そちら側もどうにかなればいいと思って。でもご夫婦で浮気しあっちゃって、これで両成敗ですねHAHAHA~
私はしませんけど!その前に離婚しますけど!」
慰謝料とかホントは全然考えてません。
夫助のHPをゼロにするためだけに、ここまでやりました。
あちら側がどーなろーと知ったこっちゃないし
詳細は後日、と
言いたい事を全部言えた私は3人を置いて個室を出ました。が。
メス・・・彼女が1番に追いかけてきました。
「あの!夫助さんは、私の事、どう言ってましたか?!」
どう、とは?
「奥さんに、その、私の事本気だ、とか・・・」
ああ・・・へー・・・ふーん・・・
夫助があなたを真剣に好きだったかどうかを、妻で、謝罪相手で、今この場で、ボア・ハンコックのこの私に!
聞いちゃうわけね。
そんで、私と離婚したあとの事が気になるわけね。
ブス、ブーーース!!!私よりちょっとカワイイくらいでさ!
「聞かない方があなたのためだと思いますけど」
そりゃ夫助は自分の保身で精一杯ですから
彼女すぐさま売りましたよね。
私はLINEをかいつまんでしか読んでいませんが
全部読んだ魔子の感想は
「たぶん彼女が夫助を超好き気味で、夫助は引き気味のちょい逃げ気味」
私も好きな男に振り回された経験があるので
彼女も被害者だなぁと思ったりもしましたが
同じ母親、この人にも同情の余地なし。
ご主人もあわれな笑
私もあわれか笑
そのやり取りを、彼女に続いて追いかけてきた夫助も聞いてました。
「本人に聞いたらどーですか、失礼します」
夫助、かわいそうなくらい彼女をガン無視。
ふふん
おだまり!を忠実に守った夫助が、色々言いたい聞きたいだろうに、最初に放った一言
「(なんにも注文してないけど)5000円置いてきたから!」
(-.-;)y-~~~
同じ釜の飯食うと似てくるってほんとだわ
もう少し続きます・・・