赤べこ家のまるごと

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摂食障害とは 克服までの体験談

前回の続きです。

摂食障害の体験談を掘り下げてみました。

当時の写真を見返していたら色々よみがえってきました。

 

www.akamarugo.com

 

過食嘔吐を始めてしまったきっかけ

これが本当にささやかなものでした。

色々なダイエットをするも全く効果を出せず、痩せた事がないものだから『痩せてみたい願望』がメキメキ育ったんです。

 

痩せたら流行りの服が似合うようになって

モテ期がやってくるんではないかと。

ブスから脱却できるんではないかと。

 

安室ちゃんや美人でスタイル抜群な友人にも影響を受けていました。

DNAからして同じ土俵ではないのに、やれやれ

 

そんな痩せたい痩せたいばっかり思っている時に、チラッと読んだマンガ。

 

ぽっちゃり系OLが彼氏になんか言われて過食嘔吐してガリガリになるっつー・・・

話の顛末は確かバットエンドだったのに

 

これだ!と思ってしまった( ˊᵕˋ ;)

 

食べたら吐いちゃえば摂取カロリーゼロ?!

 

食欲に勝てない、でも食べたら後悔するから

食べてないことにすればいい。

そうだ、食べて吐こう。

 

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これがきっかけです。

 

真面目で几帳面な性格が災いした

私の自己分析ですが、これが拍車をかけたように思います。

アムラーを気取ってはいたけれど、本来真面目です。

真面目なもんで、目標立てるとイノシシな巳年です。

 

ゲームはRPGが好き。パズルも好き。編み物や刺繍も好き。

コツコツ積み重ねる努力作業が好きなんです。

ハマるととことん。

 

まともな方法で減量にチャレンジしていればよかったんですが、過食嘔吐は結果が目に見えて出てしまいました。

ハマってとことんのめり込んでしまいました。

 

なかなか止められない過食嘔吐

自分のことは自分が1番良く分かってるなんて、ユパ様くらいの賢者になってから言うもんだ。

 

まるで自分の事が分かってなかった私は、周りから心配される事をウザく思いながらも、まだまだ!と思ってたんです。

つまめる皮を脂肪と思い込んで・・・

 

明確なゴールがあればよかったけど

ゴールはどこまでいっても見えませんでした

 

1度でも吐かなかったりしたら、また太ってしまう。その恐怖から食べる度にトイレに顔を突っ込む事が止められず

外で何かを食べる、ということも一切しませんでした。

 

だって共用トイレに顔突っ込むなんてできないし、吐くのに20分くらい時間かかってしまうし、オ゛エ゛ェェなんて誰かに聞かれたら大事になっちゃう。

 

よかった事は家のトイレはいつでもピッカピカっていうことだけ、神様いませんでしたけど。

 

ここでちょっとしたリバース豆知識☆

タケノコやレンコンは痛い

チーズ系は臭い

辛い物は二度辛い

いりませんね(´>؂∂`)☆

 

 

身体に現れた症状

・生理が止まる

この時の私は無知だったし、楽でいいや~くらいにしか感じておらず。そのうち戻るだろうと深刻に考えてませんでした。

 

・朝なかなか起きられない

朝の貴重な時間を起き上がれずに、1時間くらい起き上がれずこぶし。

 

・骨に当たって痛い

ショルダーバッグの肩紐。Gパンが腰骨に当たって痛い。硬い椅子に座るだけでも・・・

 

・極端な寒がりで真夏も長袖、常時貧血。

満員電車が1番の苦痛でした。何度途中下車して遅刻したか・・・ご迷惑おかけしました・・・

 

・口の中にはいつでも口内炎

喋るのも億劫なほど。歯茎が衰えてしまったのか、歯肉炎にも悩まされました。

 

・全身から艶が消えた

肌も髪の毛もパッサパサ。唇もカッサカサ。うるるとさららのうるるだけ去りました。

 

・倦怠感で引きこもり

休日はほぼ家にいました、疲れちゃうから。この時の私こそ真の干物女です。見た目も生活スタイルも干物。

 

 細かく言えばまだまだありますが、どれも身体が

『もうアカン!ギリ!マジギリ!』と訴えていた点滅赤信号だったんだと思います。

遊び盛りに自分から不健康、なんてバチあたり!

 

過食嘔吐を止めようと思えたきっかけ

私の場合は家族ではなく、幼馴染で親友の女たち2人のおかげで克服できました。

 

一人暮らしの私の家が溜まり場でした。

彼女たちから過食嘔吐についてお小言をもらうので、なるべく私も隠れてしていたんですが・・・

あるとき大喧嘩になりました。

『その体も行動もキモチワルイ』

『今のアンタと遊んでてもつまらない』

『いいかげんにしないと友達やめる』

まで言われて、私もじゃぁもう家に来るな、と返してしまったんです。

 

だけど自分がカッコ悪いことをしている自覚もありましたし、彼女たちの方が正論だということも分かってました。何より心配してくれての発言だってことも。

 

後ろめたさを隠すだけのために意地張っちゃって、それは今でも(><;;ゴメンネ)

 

それでもう来なくなるかと思いきや・・・

ケンカしても私を説得できなかったので、手法を変えてきたんです。

 

時は真夏、エアコンのリモコン(私ンち)を隠して、冷房をつけられない設定にし

『暑いから脱ごう』と2人がパンツとブラになりました。

『オマエだけ着てるのは許さん脱げ』となり私も脱がされました。

『3人のこの状況ウケる、写真撮るべ』使い捨てカメラでパシパシ撮られました。

 

その写真を後日、目の前に広げられたんですー(*´д`)ヤダァ!!!

 

生で自分を見ても、まだ太っていると脳内麻痺をおこしていた私に

~客観的に写真にして見せつけるの術~

 

効きました

 

ほぼ裸の私の身体には、全身あらゆる部位に影が入っていたんです。

浮き出た骨と筋の、影。ボッコボコしてました。骨数えられるくらい。

横に写る親友たちはプルんと艶やかハツラツで光ってました。

 

そいでもって、私の顔・・・デカかった!!!そして馬

 

『アンタは体が小さいから頭がデカく見えるのに更に顔デカにしてどーする』

『私と見比べてごらん、胸と尻周りがスットンとしてるからバランスが悪い』

『アンタに足りないのは細くなる事じゃなくて付け足すことだ』

 

『キレイとは!バランスだ!!!』

 

この時撮った半裸の全身写真はそのあと何度も見返しました。

私がなりたかったボディは、私の真横に半裸で写ってました。

現実を見せつけられ、ハツラツボディとの比較、oh...oh……

この写真を、私を助けてくれた親友の娘に見せたわけです。よくとっといたもんだ

 

自分の気持ち悪さにやっと気が付けて、少しずつ吐く回数を減らしていきました。

食べてもあまり後悔しないような内容の食事であれば、吐かずにいられたのがよかったです。体重計は『数字を見るとやめられなくなるから』と、どこかに持ち去られました。

 

徐々に肉が戻り、体力も戻ってきました。

 今では真夜中でも大福ペロリです。

 

振り返ってみると

病院には過食嘔吐のことを一切話しませんでした、怒られると思っていたから。

いつでも風邪や熱で病院へ行ったり来たり。

結果的には友人たちのおかげで病院のお世話になることはなかったけれど

ギリギリの線だったと思います。

 

全てではないですが、摂食障害は心の病

初期のうちに根本からしっかりケアしないと、本当に大変なことになってから治そうとしても遅い場合だってあります。女性の場合は不妊症にもつながりますし。

 

けれど当の本人は心が病んでる、なんてこれっぽっちも思っていないから

周りのケアがとっても大事なんだと、時には専門家のアドバイスが必要だと、自身の体験から思います。

 

たぶん、私は親に言われても聞く耳を持たずやめられなかった。親友たちが考えて工夫してくれた荒療治が効いて、救われました。

 

簡単なきっかけで始めてしまったけど、克服したきっかけも、ただの写真です。

そのきっかけを探して用意してくれた親友たち、宝くじ当たったら絶対山分けすると誓っています。

 

あの時の私ホント顔馬だし鹿!!!

 

馬で鹿なこの体験が、活かされる時なんてあまり来てほしくないものですが

助けてくれた親友の娘という、身近に起こっちまったので・・・恩返しじゃないけど、

 

おどろおどろしく語れる話術に磨きをかけようと思います。

 

長々とお付き合いいただいてありがとうございました。初めて3000文字突破してました( ˊᵕˋ ;)